ペニバンクエスト ドミナ教の生贄 レビュー
ペニバンクエスト ドミナ教の生贄について(作品概要)
ペニバンクエスト ドミナ教の生贄は男性を女性が家畜以下のように扱う風潮が
広がっている世界に現れた魔王を倒すため、サドスティックな仲間とともに冒険を
行っていく女性主体のSM系エロRPG作品になります。
ドラゴンクエスト3をモチーフとした世界観をベースに、
男性が家畜以下という設定を組込み、様々な会話が男性を差別するような
表現にしていることが特徴的になります。
ペニバンクエスト ドミナ教の生贄の注意事項
本作品はMシチュという点を売りにしておりますが、
折檻・ペニパン・放尿などのシチュエーションが多く、一般のプレイヤーにとっては
気分を害してしまう恐れがある作品になります。
そのため、あまり痛々しいシチュエーションが嫌いな方、
MシチュはMシチュでも拷問のようなレベルので犯され・苦痛が苦手なプレイヤーは
絶対にプレイしないことをおすすめします。
元々濃厚なMシチュの経験が高いサークルさんゆえ、描写力は凄まじく、
かつプレイ中にもそのような描写が多く出てくるため、楽しくプレイできない可能性が
高い作品です。
本注意項目を読み、少しでも不安があるようであれば、
個人的には絶対におすすめできないと思いますので、他作品のプレイを推奨します。
ペニバンクエスト ドミナ教の生贄の長所
ペニバンクエスト ドミナ教の生贄の良かったところや独創的だと感じた点について紹介していきます。
痛々しいレベルの男性差別統一性
上記の注意事項でも紹介しましたが、本作品ではハードなMシチュに関する描写が
始終表現されているような作品になっています。
イベントシーンでも放尿・ペニパン・折檻のような描写も多く、
通常の村人会話でも上記のような性的行為に関する会話が普通に出てきます。
ここまで濃厚なレベルまで追求した男性受けの作品は他にほぼ見かけません。
そのため、本当に命が関わるレベルでの威圧・性的行為を行われるようなシチュエーションが
好きな人にとってはかなり珍しい作品と感じることができると思います。
ランダム性も考慮する必要のある高難易度
ペニバンクエスト ドミナ教の生贄ではオーソドックスなターン形式のバトル戦闘、
マップ上を歩いていると一定確率で戦闘に入るランダムエンカウントを採用しています。
また、敵が行動不能にするような異常状態攻撃、高レベルの全体魔法を多用してきます。
そのため、自分たちも敵の行動を予測して行動を行う、ステータス異常技を
うまく活用するといった戦略的な戦闘を取っていかなければいけません。
技の効果を把握し、うまく活用しながら戦っていくような戦闘、
異常状態の発生率を意識したランダム性の高い戦闘性があるような
やりごたえのある作品に仕上がっています。
ペニバンクエスト ドミナ教の生贄の短所
ペニバンクエスト ドミナ教の生贄のマイナス点やもう少し改善が欲しかったことは
次の通りです。
全体的なテンポの悪さ
全体的に戦闘のテンポ悪さが体感的に目立っていた感じがしました。
比較的味方の攻撃も体感的にはよく攻撃が外れ、異常状態を行ってくる敵も多め。
敵も一度に2〜6体程出てくる事が多いため、状況によっては
ザコ的戦でも長期戦になってしまう印象があります。
特に異常状態がつらく、発生確率は低めなものの、
中盤以降で敵が多数出てくると、どうしても異常状態技を連発され、
ずっと敵のターン的な展開になってしまうこともあります。
中盤以降は2回行動する敵も多く、少数でも異常状態攻めをされてしまうと
少し面倒に感じてしまうことも多くあります。
マップ上でも同じマスを通ると同じ会話が出るような箇所もあり、
もたついている感がどうしても出てしまう感じがしました。
他にもあまり必要性の感じられない仲間入れ替え期間やエンディングの戦闘。
異常状態を多用する敵と異常状態防止のしにくい主人公1人の戦闘シーンなど、
ランダム性に頼らなければいけないような場面や作業感のある箇所がありました。
ドラクエ3の再現性のため、わざとそのような仕様にしているのかもしれませんが、
戦闘高速化の導入や異常状態防止のアイテム増加、エフェクトの簡略化など、
体感的なテンポも意識してあげたほうが、一般的には嬉しいのではないかと思いました。
補完の少なさと逆転の多さ
全体的に状況説明がもう一歩少なく、かつ変に大きな設定を持ってこようとしすぎて、
ちょっと違和感の残るようなシナリオ展開が多かった気がしました。
主人公を心配したかと思えば、すぐに主人公を被虐するような行動を取る、
ところかまわず突然便器的シチュエーションを行う、
いきなりキャラクターの設定が覆されるなど・・・
変にエッチシーン的なものを導入しようとして雰囲気に影響を与えていたり、
一度決まったと思ったことが突然覆ったりしてしまっている場面が多かった気がしました。
大きな展開をさせる一方で、合間合間の伏線がなく、
ちょっと大きな驚きというよりは、突然の設定変更の違和感が残る場面が多かったです。
もう少し伏線や心情の変化などがあれば世界観に入りやすかったと思います。
一本道のゲーム性とやりこみ誘導の弱さ
本作品はどうしてもランダム性で積むことが多い反面、ほぼシナリオ一本道で
ルートが決まっている場面が多く、少し窮屈に感じるような印象がありました。
併せてやりこみ要素も敵のドロップ率が低くてコンプするのが難しく感じるモンスター図鑑、
マップ上においてあるちいさなメダル的な要素のマゾリの書のみです。
カジノはありますが、交換アイテムが少なく、役立つものもあまりないので、
やりこみをするように促す仕組みが少なく感じられました。
もう少しやり込みに誘導させるようなバランス調整を行い、
ゲーム内に自由度を出してくれるとよりプレイしやすさが出た感じがします。
ペニバンクエスト ドミナ教の生贄をおすすめする人
- 拷問・折檻レベルの「ほんとうに死んじゃう」レベルなMシチュが好きな人
- ランダム性を意識してプレイしなければいけない高難易度が好きな人
- 下ネタばかりな会話が好きな人
ペニバンクエスト ドミナ教の生贄をおすすめ出来ない人
- 濃厚なMシチュの傾向に少しでも疑問を持った人
- サクサク進めるゲーム性を求めている方
- グッドエンディングが好きな人
まとめ
71点
フェチ特化・ランダム性の高い難易度により、評価が大きく分かれそうな作品
もう少し細かいところにも気を配っていてくれるとプレイはしやすかった
ゲーム性 | |
---|---|
シナリオ | |
エロさ | |
独自性 | |
コストパフォーマンス |
一般レベルでは受け入れ難いレベルのマゾシチュ、ランダム性の高い戦闘性、
下ネタ万歳なストーリー。
人の好みによって大きく評価の別れるエロRPG作品です。
一方で、高難易度とはいえ異常状態を敵が多用するため長期戦になりやすい、
1ターン1ターンが長い、説明不足や突然のできごとが多いなど、ちょっとプレイヤー視点は
足りなく感じてしまう印象がある作品でした。
エロシーンボイス付きですが、基本CG枚数も多くはないため、ボイスの有無で
コスパ評価も湧かれると思います。
濃厚なMシチュ、ガジノのエロ絵採用など、挑戦している面も見られるので、
もう少しRPGの基板部分が丁寧に作られていると、より丁寧さが感じられる
作品にも見えたんじゃないかなと思いました。
値段が高い作品ですので、合う人には合う作品な一方、
あまりフェチや傾向に好みが合わないと高かったとと感じられてしまう可能性も
高いのではないかと思います。。
サンプルCG
作品情報
制作サークル・メーカーさん:
サディスティックアリスさん
プレイ時間目安:
・中編(9時間40分)
価格(レビュー記載時):
・1,944円
難易度:
ムズ!
ボイスの有無:
女性キャラ一部ボイスあり
やり込みシステム:
・アイテム収集
・図鑑埋め
ダウンロード
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